沖縄・海の危険生物

■オニヒトデ


オニヒトデの写真卓状のミドリイシについたオニヒトデ

 いかにもオニと言った感じで、サンゴの上にいます。一般的に夜行性で、日中はサンゴの裏の陰で隠れています。大きな物で直径30センチを越えるものもあります。指の数が約15〜18本ですが、私の数えた最大は25本でした。
 「憎きオニヒトデ、エイ、ヤー」とダイバーナイフで真っ二つに切って満足して帰るダイバーがいますが、しばらくするとそのオニヒトデ、なんとキズを修復して2匹になります。そう、ゾンビみたいなヤツなんです。

オニヒトデのアップ写真
胃袋を反転してサンゴに張り付ける

 オニヒトデは胃袋を反転し、サンゴに張り付け消化液を分泌し、消化したエキスだけを吸収します。ですから、「ああ、もうお腹いっぱいで食べきれない」と言うことはなさそうです...。
 オニヒトデが食べたサンゴは肉が無くなり真っ白い骨格が出てきます。

 サンゴの大敵オニヒトデ、一時期オニヒトデが異常繁殖し、それを退治している際によく起こった事故があります。モリで突き刺したオニヒトデをボートに上げる際に、そのオニヒトデが滑ってきてトゲが手に刺さるという事故でした。
とげが刺さると激痛と腫れが起こり、患部が熱を持ったりします。鋭い棘は指の周りに多いので指の周りに触れないように特に注意が必要です。


事故の予防

さんごが白っぽくなっている場所の周辺には必ずと言ってよいほどオニヒトデがいます。その周辺で手や足を置く場合は特に注意が必要です。基本的にそのような場所には近づかないことです。

オニヒトデは夜行性なのでナイトダイビングをするダイバーは特に注意が必要です。サンゴ礁の上に手や足を置くときはライトで確認を怠らないこと。

◆2000年6月現在、恩納村を中心に小型のオニヒトデが大量発生しているようです。サンゴ礁に手や足を置くときはくれぐれも確認を怠らないようにしましょう。

事故の対策

刺さった場合はトゲを抜き、40〜45℃程度の湯につけるか、ビニール袋に湯を入れて患部に当てながらすぐに病院行き医師に診てもらうこと。


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